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雇用保険、平均1400円=追加給付、04年8月以降対象-統計不正

毎月勤労統計の不正による失業給付などの支払い不足で、対象となる可能性があるのは2004年以降に受給した延べ約2000万人だ。


 大半が失業給付を含む雇用保険で、人数は048月以降に受給した延べ約1942万人。1人当たりの追加給付額は平均約1400円となる。

 労災保険では同7月以降の受給者が対象。年金給付が延べ約27万人に平均約9万円、けがをした場合の休業補償が延べ約45万人に、平均約300円を追加給付する。船員保険は同8月以降の受給者約1万人に対し、平均約15万円を支払う。

 住所が判明している対象者については、厚生労働省から順次支払いの通知が郵送で届く。また、支給が受けられるか知りたい人は、同省が開発中のホームページ上の簡易な仕組みを利用し、給付金額や対象者であるかどうかの見込みを知ることができるようになる。

 追加給付は企業向けの助成金金利分も含め、総額約600億円。必要なシステム改修などの費用としてさらに約195億円がかかる見通し。ほとんどが労働者や企業が支払った保険料を集めた労働保険特別会計で賄われるため、野党などの批判を招いている。