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エイタロウソフトが破産開始決定、負債額は2億4000万円…東京商工リサーチ報道

117日付の東京商工リサーチは、エイタロウソフトが東京地裁から破産開始決定を受けたと報じている。決定は19日のもので負債額は24000万円となる。


報道によると、『ブレイブオンライン』や『ザ・リング・オブ・ドラゴン』『ラグナロクオンラインスマートフォン版の開発、運営などを手掛け、201512月期には売上高で46900万円をあげたという。しかし、その後はヒット作に恵まれず、201612月期の売上高は38500万円まで落ち込み、約1億円の債務超過に陥った。さらに、近年の事業拡大に伴う人件費等経費の増加も経営の負担となっていた。

報道で触れられていないが、2010年に
フィーチャーフォン向けにリリースした国内初のモバイル向けのアクションMMORPGGalaxy Frontier|ギャラクシーフロンティア』も同社の代表作だ。当時、MMORPGでは実現が困難とされているアクションを採用したほか、独自の3D技術を使っており、モバイルながら迫力のある戦闘が楽しめるタイトルだったという。


その後、20177月、アエリア<3758>の傘下に入っていたが、アエリアは1114日に提出した四半期報告書において、1114日付けで連結子会社エイタロウソフトの全株式を譲渡し、それに伴い、930日をみなし売却日として連結の範囲から除外していた。すでにアエリアからの出向を含む4名の役員が11月までに辞任したとのこと。その後、資金繰りも限界に達したことから201812月に事業を停止していた。

なお、モブキャストゲームスとの共同開発中の『幽白書 GENKAIバトル魂』については、モブキャストゲームスが開発を継続する旨の発表を行っている。