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東京五輪の秘密兵器候補! 米国生まれの20歳DF井手航輔が、スペイン1部レガネスへ電撃移籍




LAギャラクシーのU―18などでプレー経験があるDF井手航輔(20)が9日、スペイン1部レガネスと契約を結ぶことが決定した。近日中に正式発表される見込みで、背番号は36。「今回、まずこのチャンスを得られたことに本当に感謝しております。また常にサポートしてくれた家族や、この契約に関わってくれた皆様に感謝しております。自分の中では10年後、15年後、引退後のビジョンはできあがっているので、今後とも選手として成長していき、一つ一つかなえていきます」と所属するマネジメント会社を通じてコメントした。

 井手は米国カリフォルニア州アーバイン出身で、両親は共に日本人。積極的な攻撃参加が持ち味のサイドバックで、両サイドをこなすことができる。LAギャラクシーのアカデミー育ちで、16歳でU―18に昇格。その後、ドイツのアレマニア・アーヘンU―23などを経て、フリーとなっていた昨年冬からレガネスに練習生として参加。そこでのプレーが評価され、正式契約することになった。

 現在は日本と米国の二重国籍。米国の世代別代表での選出はないが、候補合宿には参加した経験を持つなど、確かな実力を備える。本人は日本協会に招集されれば、応じる意向を持っており、東京五輪代表として出場する可能性もある。